Office IME 2010は独自の辞書を自分で作って配布できるようになっている。
ユーザーへ提供しているシステムなどで外字を使っている場合は、これで辞書も配布してあげれば喜ばれるだろう。
まず、辞書の作成にはMSが提供しているExcelのテンプレートファイルを使う。これは以下からダウンロードが可能だ。
ダウンロードの詳細 : Microsoft Office IME 2010 オープン拡張辞書作成用 Excel テンプレート
ダウンロードしたZipファイルを展開して出てきたSetupファイルを実行する。
Setupが済んだらSetupファイルと一緒に出てきたExcelのテンプレートファイル「IME Open Extended Dictionary Builder.xltx」を実行して漢字と読みを入力していく。
入力が済んだら「辞書の作成」ボタンをクリックし辞書を適当な場所に保存するだけだ。
この保存されたファイルは実行形式になっていて、ユーザーのPCへ持って行きダブルクリックして実行するだけで登録完了となる。
修正するときはExcelテンプレートから作ったExcelファイルを保存しておき、用語を追加して再度「辞書の作成」をすれば良い。
登録された辞書はIMEのプロパティで見ると「システム辞書」に追加されている。
なお、ここに表示される名前はExcelファイルのドキュメントアクションペイン-辞書の情報タブにある「長い名前」が使われるようだ。
また、一旦追加した辞書の更新ではなく、別の辞書として追加したい場合は、同じ場所にある「辞書の設定」タブ「IDを新規作成」を行えば良いようだ。
(その場合はExcelを事前にコピーしておいたほうが良いだろう)
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