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2011年6月1日水曜日

◆真価が問われる金刃

6月1日西武戦。

先発は金刃と涌井。
今の巨人は相手のピッチャーが誰であれ打てないことに変わりはないので涌井相手でも特に不利という事は無いだろう。
所詮、細かい攻めや、たまたまのホームランで1点か2点を目指す展開。
今日だと期待できるのは阿部くらいかな。

問題は金刃。
前回のナイスピッチングが本物かどうか真価が問われるとき。
2点以内で完投するくらいのピッチングを期待したい。(西武打線も5番以降はあまり打つ感じじゃないので十分可能だと思うのだが)
金刃が2点以内で抑えれば、たとえ0-2で負けてもそれはそれで十分。
昨日のようにたまたまツキがあれば勝ちに行くという試合だろう。

今日のパリーグはダルビッシュ、田中、涌井、和田とエース勢揃いだ。


3回を終わって、0-1
巨人としてはだいたい予定通りの展開。
ただ、1アウト2塁から栗山にタイムリーを打たれたのはもったいなかった。
1塁が空いているのでフルカウントからボールで誘って四球でもOKと思ってみていたがストライク勝負になってしまった。
中島が怖かったのかな。
まぁ、0点を目指すのか序盤なので大量点を防ぐのかは作戦次第なので仕方のないところだろう。
金刃自体はまずまず悪くはないし、西武打線も1、2番の出塁と3、4番のホームランさえ気を付けておけばあとは楽勝ムード。

このまま1点で涌井にプレッシャーを掛けながら後半に繋ぎたい。


やりました、坂本まさかの同点ホームラン。

しかし、坂本に対して初球インサイドのストレートとは西武も頭が悪すぎる。
おかげで面白くなってきた。

4回を終わって1-1の同点。
4回裏、フェルナンデスに粘り負けして2塁打を打たれノーアウト2塁。
真っ直ぐは遅れ、パームボールに泳ぎまくりで中途半端なスライダーとか危なそうとか思っていたら根負けして投げてしまいました。
阿部君ちょっと甘いな。
しかし、その後粘って後続を抑えて事なきを得る。
展開自体は完璧に巨人の流れだ。
なんせ、1安打で1-1なわけだから。

ラミレスは絶不調、外角ボール球は何でも振るし、インコースは厳しくなくても全部どんずまり。

ちょっと点が入る感じは無いが、まぁ良いか。


5回、さっきと全く同じような展開で栗山にタイムリー。
まぁ、仕方がない。

中島を打ち取った後、中村にインコースを狙ったスライダーが真ん中やや外寄りの高めへ。見事にホームラン。
なんか今ひとつインコースを狙った球が甘くなるパターンが多い。
(初回も逆球でたまたま打ち取っていた。ホームランでもおかしくない球だった。)
中村はインハイストレートアウトロー変化球とワンパターンで打ち取れるバッターだけにもったいない。
もっといえば、2アウト2塁なのだからボールで誘って見逃されたら四球でOKという攻めが定石。
打ち合いの展開ならいざ知らず、相手が涌井で巨人打線からすればこれ以上取られたらもう後は何点でも同じという場面。
どう考えても次のフェルナンデスの方が怖くないわけだから、そういうきめ細かい考え方をしていかないと勝ちは増えていかない。

という事で、今日の試合は終了。勝負あった。

まぁ、昨日勝てたし、球自体は悪くなかったので良しとしましょう。
多分今日はセリーグほとんど負けだろうし。

もう少し、勉強が必要って事だね。


お互い、もう終わりと思ったのか、その後全く何事もなく淡々と終わり。

涌井はそれほど良い感じでもなかったが、今の巨人では手も足も出ない。
越智が、危なげなく抑えたのがやや収穫?
西武打線は比較的プリプリ来るので越智のような荒れ球はあまり得意ではないのだろう。
しぶといのは栗山だけ。(それでももう少しインコースを早い球で攻めれば抑えられそうだが)

最後に投げた、アルバラデホの前にはプロ対高校生といった感じ。
でも、この試合でアルバラデホを出すのはいかにももったいない。
あそこは高木でしょう。
あそこで高木を投げさせないのなら、ベンチに入れておく必要が無い。
2軍の若手を入れておいた方がまだまし。

結局セリーグ6球団合わせて6点という1日。(3球団は完封負け)
喜ぶべきか悲しむべきか。
パリーグもどこもこれといって強い感じは無いんだけどなぁ・・・。

交流戦も今日で半分が終了。
残り半分も何とか5割程度で乗り切りたい。
後半スタートの4連戦はマー君とダルビッシュにあたる可能性がないのでラッキーだ。(前半でも当たらなかったし)

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