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2011年6月6日月曜日

◆ストライクを振れ

6月6日、日本ハム戦。

好機で凡退した長野に巨人原辰徳監督が苦言。  「ここという勝負どころで、ストライクを振ることもできない。ボール球はベーブ・ルースだって打てない。そういうところが成長しなくちゃいけない」。

まったくもってその通りだ。
巨人打線はボール球を振りすぎるだけなのだ。
ラミレスを筆頭に、坂本、長野はそれを気をつけるだけで今とは全く違う世界が開けるはず。
長い歴史の中で、ボール球に手を出す一流打者は存在していない。

なぜ、ボール球に手が出るのか。
それは、引きつけが足りないからだ。
かつての吉村禎章のように、引きつけるだけ引きつけて弾き返せばボール球に引っかかることは無い。
しかし、それには吉村のようにコンパクトで鋭いスイングが要求される。
今の巨人打線にそれはちょっと難しい。
ならば、どうしたら良いか。
追い込まれたら、ミートポイントを近くして追っ付けて打つしか無い。
インコースはファールで逃げる。
勝負どころでインコースに投げさせないように、普段なんでも無いところではインコースにやまを張ってハッタリをかませておく。
といった頭を使った攻めが必要だ。


澤村とウルフの先発。

ウルフはまとまっているピッチャーだ。カーブが厄介かもしれない。
何にしても、澤村にプロ初完封を期待したい。今の巨人にはそれしかない。


3回の表、2アウト2塁で1番の田中。日本ハムの一番得点の入るパターンだ。この試合の山かもしれない。歩かせて2番勝負でも良い気がする。
ん~、さすが澤村、力で抑えた。このまま球の力が落ちなければ点を取られる感じは無いが、果たしてどうなるか。

4回表、ノーアウトからエラーで足を引っ張り澤村にプレッシャーをかけてしまった。
澤村も急に変化球が決まらなくなりアップアップ。
やはりまだ精神的に弱い部分があるなぁ。

2点取られて勝負ありかな。


4回の裏、鈴木の3盗を審判が誤審してアウト。(スローで見れば完璧なセーフだが仕方のないところか・・・)
ツキにも見放されては今日は無理っぽ。

あとは調子が悪いながら澤村がどの程度抑えていくかだろう。経験を積んでほしい。
っと思っていたら6回から西村に代わってしまいました。
まぁ、仕方ないですね。今日は調子が今ひとつだし。

7回の裏、先頭の谷ヒットで出るも続く代打矢野がダブルプレー。
ピッチャーは5球投げて全部外のスライダーだというのにショートゴロってどんだけ馬鹿なの?
呆れて物が言えない。
これじゃあ原監督も胃が痛いな・・・。

8回裏、長野はフルカウントから高めの糞ボールを振って三振。
2点差なのだから、ここでの四球はホームランに等しい出塁なのに・・・。

ラミレスがヒットで出て、阿部は真ん中のストレートを打ち損じ。ホームランボールだっただけに悔しい。阿部も調子が出ない。


何とか9回まで2点で抑えた。
原監督はピッチャー起用がうまくなってきた。今日のリレーは完璧だ。
(昨日は、西村を投げさせるつもりがあるなら越智より先だ)
運よく、9回もロメロが抑えたので最後まで試合にはなった。
打線は相変わらずだが、このような粘りを見せていけばいつかは良いこともあるだろう。

最終回、せっかくホームランが出れば逆転サヨナラという場面を作ったのに、坂本は外角球をへっぴり腰で当てるだけ。
もう去年から、坂本は外角に投げとけば良くても当てるだけとどこのスコアラーからも報告が行っているはず。
果たして坂本はキャンプの時に、その状況をどう打開しようとしたのか・・・。
まったく進歩が見られない。
どうしも打てないのならベースぎりぎりに立てば良いのだ。
たとえそれで得意のインコースが打てなくなっても、外角に大穴のあるバッターよりピッチャーは投げづらいはずだ。
日本ハムの中田などはどう見てもインハイを打てそうもない構えをしているが坂本よりははるかにピッチャーが苦労している。

0-2で日本ハムの勝ち。

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