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2011年6月8日水曜日

◆小笠原復帰

6月8日ソフトバンク戦。

先発は金刃と和田。
小笠原が復帰したが、今年の調子からするといきなり和田相手では厳しいだろう。
ちょっと勝ち目はなさそうだが、どうなるやら。

1回の表巨人の攻撃。
小笠原は真ん中のストレートを空振りして三振。
ん~、故障前と同じ調子だ。バットが下から出すぎている。
もともとその傾向はあるのだが(なのでインハイのストレートが苦手)、今年は顕著だ。
ラミレスはインコースの高めの糞ボールを空振りして三振。
(ここまで高い球を振るバッターがいるのかというくらい高い球)

今日も完封っぽい。


1回の裏、本多の強いサードゴロを珍しく脇谷が無難に処理をしてちょっと見直した途端、次の内川のボテボテのゴロをエラー。
せめて、守備位しっかししないと。

2回の巨人打線、まるで高校生がプロと対しているような状態。
まったく誰もタイミングが合わず手も足も出ない。
点を取るとかの問題ではなくバットにかするかどうかってところ。


小笠原の粘りなどで珍しく巨人が2点先行。
小笠原は調子は良くないが、やはり他のバッターと比べると気迫が違う。
ボールも良く見ている。
打つなら浮いた変化球と思っていたが、今日の和田はストレートに威力があるが、全体的にコントロールがアバウトだ。
ストレートは1球も打たれていないが、甘くなった変化球が捕まっている。

4回裏、ノーヒットで来ていた金刃が捕まる。
投球自体は悪くなかったが、本多にうまく打たれた。
カブレラには変化球が甘くなったところをタイムリー。(調子が悪そうだっただけにこれが痛かった)
続く、多村の何でもないショートゴロを坂本がエラー。
坂本はエラーが多すぎる。
続く松田に逆転のスリーラン。
ん~、松田は凄いね。
選球眼も良く、プリプリ来るわけでもないのにあの飛距離。
参りましたって感じ。

結局たった3安打で4点取られてしまう。
ここら辺は勢いの違いなので仕方のないところ。
相手がパリーグなのでいくら独走されてもあまり関係は無い。
逆に、ここら辺であまりツキを使ってしまうから去年のような惨めな結果になるのではなかろうか。

今の巨人はあまり勝ち負けに拘らず力をつける時だ。
2試合連続完封が堪えたのか今日は目つきが違う。
この調子で一生懸命やっていればそのうち浮上してくるのではなかろうか・・・。
今年はピッチャーがまとまっているので打線次第では調子に乗れそうな気がする。

5回、小笠原が和田のストレートをヒット。まだだいぶ下からバットが出ているが、曲がりなりにも和田のストレートをヒットしたのは大きい。
故障期間の休暇が良い気分転換になったのかもしれない。
なんとなく打線も上がっていきそうだ。

5回の裏、1アウト1、2塁から内川にヒットを打たれるも矢野の好返球でホームタッチアウト。
ん~、流れが変わるかも。
5回を終わって2-4


6回の表、長野、谷のヒットと矢野の送りバントで1アウト2、3塁。
完璧に巨人の流れ。
しかし、悪いことにここで打順は脇谷。
内野は中間守備で普通のゴロなら1点というところ。
だまって得意のセカンドゴロを打てば1点なのに何を考えているのか流してショートフライ。
アウトになり方が悪すぎる。いつになったら頭を使ってくれるのだろう、脇谷は。しかも、まだ追い込まれてもいないというのに。
ほんとに脇谷は巨人の癌だ!!

せっかく巨人に来た流れを脇谷が台無しにしてしまった。
左ピッチャーで打てそうもないならセーフティーバントをするくらいの工夫は無いのかねこのバカは。


7回の表、出ました小笠原のホームラン。
やっと出た、今シーズン第1号。しかも森福から。
和田、森福と左ピッチャー相手に猛打賞だ。
これは大きい。小笠原が調子を出せば打線に核ができる。
今日は、いつ以来かもわからないほど久しぶりに2ケタ安打も打っているし。
めぐりが今ひとつで3点しか取れていないが、まぁそういうときもある。
小笠原が復帰したことで、だいぶチーム自体の雰囲気がかわってきたのもうれしいところ。
ラミレスまで流してヒットを打つし。
これで週末に亀井が戻ってきて脇谷に替われば反撃体制だ!!


8回、せっかく1点差に追いついたというのに、星野、越智と捨て試合のような継投をして試合を壊してしまった。
このまま1点差で負ければ良い雰囲気で明日につながったものを。
日程も空いているのだから、山口、久保で十分行けたはずなのに。

最近いくらか良くなったと思ったのに、原監督の継投はダメだなぁ・・・。

12安打対6安打で3-7で負けるのは明らかにツキも無いが、やはり打線の粘りが違う。
ソフトバンク打線はしつこい。
ボールを振らないし、ストライクはファールで逃げる。
とにかく、追い込まれるとポイントを遅らせて空振りしない打者が多い。
その証拠に四球の数が圧倒的に違う。
だから、調子が悪くてもそこそこ何とかしてしまうのだろう。
三振の数にもそれが表れている。
ソフトバンクは4三振、巨人は11三振。

打てず守れずで負けの原因を作った坂本を始め、巨人打線はソフトバンクのバッティングを見習ってほしい。
この悔しさをバネに精進が必要だ。

小笠原は最終打席も良いバッティングをしていたので、本物かもしれない。
松本はまったくバッティングになっていない。
脇谷も戦力外だし、寺内あたりは評価するに値しない。
若手は光を見せないし・・・・。
谷はやっと良い感じになってきたが・・・。
故障者が復帰してもこれでは層が薄いなぁ。
今からでも右の外国人を補強できないものか・・・。

残念だが、まだ当分は小笠原、ラミレス頼みだ。

明日はもっと頑張ろう!!

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