5月6日中日戦、3-0で巨人の勝ち。
チーム打率2割そこそこ同士の試合。
誰もが予想する貧打線。
期待に違わず盛り上がらない試合だった。
しかし、両チーム合わせても一ケタ安打とは・・・。
しかも、ピッチャーが良いかというとそうでもない。
チェンは初登板のせいか、だいぶ調子が悪かった。
スピードは無いし、コントロールも悪く、球は真ん中ばかりに集まっていた。
かたや内海も調子自体は悪くなかったが、ノーアウトからピッチャーにフォアボールを出したり、同じくノーアウト(しかも2ナッシング)から選球眼の良くないブランコにフォアボールを出したりとピリッとしない。
どうぞどうぞと言ってるのに、「いえいえ遠慮しときます」みたいな中日のバッティングに助けられた。
去年あれだけ打った和田や荒木が見る影もなくボール球を振り回していた。
巨人戦になるとなぜか打ち始める谷繁もまったく元気なく。
新外国人のグスマンはブランコの弟分みたいなバッティングでライアル並みに使えなそう。(なぜあんな同じようなタイプのバッターを取ってくるのか)
勝負を決めたのは7回の、らしくない谷繁のリード。
ただでさえ調子の悪かったチェンが疲れも出たのかコントロールが定まらずアップアップ。
亀井のショボイヒットの後、安パイの加藤にフォアボール。
内海に替わった矢野にもフォアボールと限界寸前。
満塁で登場した坂本に対して谷繁はなぜか1球目に釣り球を要求しウエスト。
この1球は最悪のリードではなかっただろうか。
今日のスピードのないチェンでは満塁でインコース大好きの坂本にインコースは投げられない。
それは誰が考えてもその通り。
となれば、アウトコースの出し入れ勝負になるのは必定。
ただし、ただでさえコントロールを乱してきているチェンは押し出しのフォアボールも怖い。
といった状況を考えれば初球にボール球を要求するリードはあり得ない。(低めのストライクからボールになる変化球なら判る)
むざむざ2球目に外角変化球を投げますよと予告しているようなもの。
満塁じゃなければ、それを逆手にとってボールになる変化球というのもあるが、とてもそんな余裕のある状態ではなかった。
案の定ストライクになる変化球をセンター前に運ばれる。
その後、またも満塁から日本で一番フォアボールを選ばない4番打者ラミレスに押し出しで1点を追加されジ・エンド。
今の中日打線ではちょっと勝負あったって感じ。
しかし、去年活躍した実力者がこれだけそろって調子が悪いというのはやはりボールの変更が微妙に影響しているのだろうか・・・。
なんとも不思議な前半戦の戦いだ。
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